
UR賃貸(団地)で一人暮らししている人の動画やブログ見てるとちょっとあこがれるにゃん。広い敷地に広いお部屋に独特の雰囲気。
自分も団地で暮らしてみたいかも。

一人暮らしに団地は全然アリだよね。
敷地も間取りもゆとりがあってのんびり暮らせそうなイメージ。
私もちょっと気になってるよ。
とはいえメリットもデメリットもあるからじっくり検討しないとね。
いますぐ引っ越しの予定があるわけではないのですが、もし次にどこかに住むならUR賃貸も選択肢の一つにするのもいいな、と考えています。
子供のころに団地に住んでいたのでちょっと懐かしい気持ちもわきますね。昔は公団と呼ばれていました。
それはそうと、UR賃貸についてはメリットもあればデメリットもあるので、よく考える必要があります。
一般的に言われているUR賃貸のメリット
- 礼金・仲介手数料・更新料なし
- 保証人不要
この二つが大きいですね。
入居時に必要なのは家賃の2ヶ月分の敷金と日割り家賃と共益費のみなので、初期費用が安く済みます。
でも今は民間の賃貸でも敷金礼金0の物件も多いし、一概にURの初期費用がお得とも言えないかもしれません。
でもURは更新料無しなので長く住むほど民間賃貸に比べて負担は少なくなります。
火災保険も強制ではなく任意なので、自分で安い保険を選べます。
保証人が不要だからと言って、保証会社に入らされることもありません。
あとは
- 原状回復負担区分が明確
- 各種割引制度がある
原状回復の基準がきっちり決められているので、退去の際に不当なぼったくり請求される心配はありません。
割引制度は子育て世帯やファミリー向けのものが多いですが、35歳以下の人にはU35割という割引があり、家賃が3年間割引になります。
個人的に良いなと思っている団地のメリット
建物同士の距離にゆとりがある
建物同士が密着した環境だと、物件によっては窓やベランダからの視界や日当たりが悪かったりします。団地は棟同士が一定の距離を空けて建てられているので、眺望が開けていて、風通しや日当たりが良好です。
鉄筋コンクリート造なので遮音・耐久・耐震性に優れている
もちろんうるさくしてたら鉄筋コンだろうが何だろうが響きますが、木造や鉄骨造と比べれば普通の生活音による振動が響くことは少ないでしょう。鉄筋コンの団地は耐震性も高く、過去の震災でも大きな被害を受けていないそうです。旧耐震基準で建てられた古い団地でも順次耐震改修がなされています。
周りに緑があり、ゆとりのある敷地
個人的には一番魅力を感じている部分です。敷地を広くとっていて周辺に緑が多く、公園や散歩道などもある団地も。都会の喧騒から離れて落ち着けそうです。
部屋数が多い
単身向けもあるけどファミリー向けの物件が主なので間取りも2DK以上が多いです。
一人暮らしには広すぎるくらいですね。個人的には1DKか2DKあれば十分で、それ以上は持て余すと思います。
UR賃貸のデメリット
デメリットは結構多いです。
家賃はそこまで安くない
物件にもよりますが、団地だからと言って家賃が安いという訳でもありません。
家賃が安い部屋は、内装や設備が古いままとか、エレベーターのない物件の上階の部屋、期間限定契約の定期借家(URライト)など安い理由があります。
審査が厳しめ
特に収入面は厳しく定められています。
収入条件に満たない場合は、貯蓄額や家賃の前払い等でクリアできます。
くわしくは下記の記事にて。

内装が古い物件もある
外観が古い団地でも内装がリノベされて綺麗になっている物件も多いですが、昔ながらの設備が残っている所もあります。風呂が写真のようなバランス釜だったり、洗濯パンが設置されていない物件も結構あります。
エアコンは備え付けられてない場合が多い
民間の賃貸で当たり前のように設置されているエアコンも、団地では無いことが多いです。
なので購入や取り付け費用が掛かってきます。あと網戸が無いことも。必要なら自己設置です。
和室が多い
洋室にリノベされてる物件もありますが、内装をきれいにしていても部屋は和室のままだったりします。洋室に慣れているとインテリアに悩みそうです。
エレベーターが無い物件も多い
5階建てなどの古い団地では、エレベーターが無い場合が多いです。
そのような団地の上階に住む場合は、荷物の多い時や疲れているときに階段を上がり下がりするのはかなりしんどいと思われます。また、引っ越しの際や大型の荷物の配達などでは追加料金を取られることも。その分上階は他の階に比べ家賃が安く、空き家が多いです。
私は現在エレベーター無しアパートの3階住みですが、3階でも夏場や荷物がある時はちょっとしんどいです。上階に住むのは体力に自信のある人でないと厳しいかもしれません。
最寄り駅から遠い場所にあることが多い
団地は敷地にゆとりのある郊外に建てられていることが多いので、駅から結構離れていたりします。駅からバスに乗って、という場所もザラなので、公共交通機関を使って通勤するのは大変かもしれません。
駅近の物件もありますが、家賃はその分高くなります。
生活必需品の買い物も無理なく行ける範囲にあるかどうかも重要です。敷地内にスーパーなどの店がある団地だと便利です。
車を持っていたら郊外でも問題ないかも。
自治会がある団地も
自治会は団地によってあったり無かったりするようです。
自治会に入ると、共用部分の掃除や管理などの当番がある場合も。(公営住宅ならまだしもURでもあるとこにはあるようで…)
自治会に入るのは任意ですが、入るように強要される事もあるようで、要注意です。(契約時の条件になっていることも)
自治会があるのかどうか、どんな活動、評判なのかは事前に調べたほうが良いかもしれません。
物件数が少ない
UR賃貸のサイトで検索しても空き物件はあまり多くなく、選択肢が少ないです。
空いてる部屋はエレベーター無しの4階、5階の物件ばかりだったり。先着順なので人気の物件はすぐに埋まってしまいます。
メリットとデメリットを挙げてみて思った事
結構デメリットが多く出てきたので、デメリットを凌駕するほどの魅力がUR賃貸にあるかは個人的には正直まだわからないです。実際住んでみないと不明な部分もたくさんあるでしょうし。
もし、今後UR賃貸で気になる物件が出てきたら、とにかく徹底して物件や周辺環境について調べて検討すると思います。民間の賃貸でも事前に環境について調べる事はしますが、団地はやっぱり独特なので。
特に自治会とか気になる所。URでもあるところはあるようです。入会を強要され、断ると嫌がらせされた、なんて話もあるので、その点はしっかり確認した方が良いと思いました。(物件名で検索するとか、マンションノートで住民のレビュー見てみるとか)
そういえば、団地と言うと昔ながらの古い建物というイメージですが、中にはタワーマンションの超高層団地もあるようですね~家賃めちゃめちゃ高そうです。
そういう物件は私の好む団地のイメージとは違うので今回の話では度外視してます。笑
何にしろ、よく考えて決めるべきですね。
UR賃貸の申し込み条件に付いてはこちら。
