新緑の吉野山に登る【ぼっちお出かけ】

GWはカレンダー通りでした。
4月29日含む休日5日間のうち2日間は実家へ帰省し、もう2日間はお出かけ、残りの1日は雨という事もあり自宅で過ごす、という感じの今年のGWです。

前回に続き、今回もGW中のお出かけ日記です。

吉野山に行く(奈良県吉野郡)

吉野山と言えば桜の名所なので桜の時期に行きたい気持ちはあったのですが、人気スポットゆえに桜シーズンは人でごった返すので避けていました。

桜は終わりましたが今の時期は新緑の中で森林浴を楽しめます。
そしてGW中にもかかわらず人は少なめだったので、落ち着いて探索できました。
吉野駅周辺や国軸山 金峯山寺あたりは人がそこそこいますが、吉野山の奥の方、上千本や奥千本あたりになると人はかなり少なくなります。
GW中のお出かけ先としては穴場だと思いました。

大阪阿部野橋駅から吉野駅までは特急で80分くらいで行けます

散策ルート

吉野駅近くのロープウェイで千本口駅まで登り、その後はバスで吉野山の一番奥のエリアの奥千本まで行き、そこからさらに奥の「西行庵」まで歩きました。
行きは上り坂なのでさすがにキツいと思い、行きのみバスを利用しました。
上のマップは帰りの徒歩ルートです。

道中お土産屋さんや飲食店などが軒を連ねています

朝日館で軽食

ほぼ貸し切り状態

バス停までの道中で寄り道したお店「朝日館」
広い座敷に開放的な店内で、外の景色を楽しみながら食事ができます。
客は自分ともう1人だけというガラガラ状態。好きな席に座らせてもらえたし、窓も開けていいと言われました。
桜の時期は混むだろうから、窓際の席に着くのはむずかしいだろうなと思います。

窓からの景色。新緑の山々を眺めながら食事できます

葛きり700円。正直高いなと思ったけど、景色込みの値段と思えばまぁ…

バスは今の時期は竹林院前~奥千本のみの運行で、途中下車無しです。
バスの乗客は自分含め3人だけでした。
ぐねぐねの曲がりくねった山道を走ります。

西行庵

奥千本口(バス終点)に着きました

この修行門をくぐり、坂道をひたすら歩いていく。まさに修行

ここからはガチの山道になっていきます。足場が悪い場所もあるので気を付けないといけない

バスを降りてさらに20分ほど息を切らしながら山道を登っていくと「西行庵」があります。

800年前の鎌倉時代に西行法師が俗界を避けてこの地で2年ほどわび住まいをした所と伝えられている。西行法師は京の皇居を守る武士だったが23歳で出家してさすらいの歌人になった。

ひっそりした山奥で、聞こえるのは風と鳥の声のみ。ウグイスも鳴いてました。
景色も良く静かでとても落ち着ける場所でした。
ここまで来る人は少ないのか、自分以外誰もいなかったので環境ひとり占め状態でした。

自分が行ったときには誰もおらず。ここを目指しているであろう人は帰り道で見かけたけど

いつまでもいたいくらい落ち着ける良い場所でした。景色も良かった

そこからは寄り道しつつ徒歩で吉野駅まで下って行きます。

ここは義経が兄の頼朝から逃れるために隠れた塔。塔というよりお堂って感じだけど

途中途中にある展望台からの景色も良かったです。

花矢倉展望台からの景色が一番良かった。桜や紅葉の時期は綺麗だろうな~

吉野水分神社

中千本の五郎平茶屋。休憩スペースになってます。ここも人がいなくて快適でした。

西行庵から吉野駅までは寄り道や休憩込みで2時間くらいかかったかな?
でも周りの景色や自然の音を味わいながら歩いていると、道中はあっという間に感じました。

帰る前に吉野駅前のお土産屋さんで名物の「さくらソフト」を食べました。

桜が練りこんであるそうな。和を感じる味でとても美味しかったです。よもぎソフトもあるらしい。次来た時食べよう

めっちゃ美味しかった!吉野に来たら絶対食べるべきだと思う。
またこれを食べるためにもう一度行くと決めた。笑

山の空気でリフレッシュできたし、良い運動にもなりました。
桜だけではなく、新緑の吉野山も良いのではないでしょうか。
人が少なくて自分的には居心地が良かったのですが、GW期間と考えるとちょっと寂しい気もしました。
オフシーズンも栄えて欲しい気持ちと、静かな方が良い気持ちと心がふたつある。(ち〇かわ)
旅館もいくつかあるので、次は泊まりでも行ってみたい。
次は紅葉の時期に行きたいけど、やっぱ人が多いかなぁ…

翌日は全身が筋肉痛になりました。笑