ぼっち花見&母との思い出の場所へ行く【滝谷公園&玉手山公園】

この週末は桜を満喫できる最後の機会になりそうなので、ぼっち花見をしてきました。

有名どころは人が多いので避けます。
初めて行く所で、できれば人少なめのマイナーな穴場的な所が良いな~とGoogleマップで桜スポットを探しました。

滝谷公園

行ってきたのは大阪府富田林市にある滝谷公園です。
近鉄長野線「滝谷不動」駅から徒歩10分程度の所にあります。

ちなみに近鉄道明寺線に乗って来たのですが、始発駅の柏原駅はJR線のホームの一部が近鉄線になっているという変わった作りになっています。
改札は共通ですが、ホームに入ると「近鉄線に乗る人用のICタッチ機」があり、道明寺線に乗る人はここで必ずもう一度ピッとしなきゃいけないようです。

このホームの左がJR線、右が近鉄線になっている。2両しかないのでホームも短い

この手順、以前YouTubeで見たことあったからわかったけど、知らなかったら軽く混乱してたと思うw

絶対タッチしろという圧がすごい

ちなみに近鉄道明寺線は、たった3駅、路線距離2.2kmという非常に短い区間の線です。

話がそれました。
駅から少し歩くと、見るからに桜スポットという風景が目に入りました。小高い丘の上にあるようです。

公園に入って道中も桜が綺麗。坂道が続くのでちょっときついです。

道中は、人が少ない!嬉しい!穴場だ~!と思ってましたが、頂上の広場に着くとそれなりに人はいました。

写真で見るよりもっと人いた

地元の人の憩いの場になってるよねそりゃ。当然か。
何とかテーブルが空いてたので座る。敷物持ってくればよかったなぁ

でも丘の上からの景色は良かったし、桜もめっちゃ綺麗でした🌸

スマホ撮影だと綺麗さが伝わらない

菜の花コラボ

景色がいい

花見の後は、幼い日の思い出の場所へ

玉手橋

そのまま道明寺駅まで戻り、玉手山公園まで歩きました。

道中の玉手橋。
昭和3年に架けられた、登録有形文化財に指定されているレトロな橋です。

玉手山遊園地(当時)の通行路として造られた橋。デザインが良すぎる

玉手山公園

入口。入園は無料

大阪府柏原市にある玉手山公園は、もともとは玉手山遊園地という1908年(明治41年)開園の西日本最古の遊園地でした。
1998年に90年の歴史に幕を閉じ、その後は柏原市立玉手山公園「ふれあいパーク」として再開しました。

エリアマップ。丘の上にあるので結構アップダウンきつい

母との記憶

この公園、子供の頃に今は亡き実母と二人で行った記憶があるんです。
何歳の時か忘れたけど、小学校に上がる前だったかな。母が連れて行ってくれました。
その時は姉たちは家にいなかったのかな?記憶にないけど、二人だけで行きました。

でも、遊園地入口付近の記憶はおぼろげにあるんだけど、中でどう過ごしてどんな乗り物に乗ったかとかは全然覚えていなくて…たぶん観覧車とかは乗ったのだろうと思うんだけど、まったく思い出せない。

でも、なぜか唯一思い出せる記憶があって、
母がどこかで弁当を買って持ってきていて、いざ食べようとしたとき、弁当に割り箸が入ってなかったんです。
で、どうしよう!?ってなって、母が「仕方ないから木の枝を使おう」と、どこかの木から小枝を調達してきました。でも私は枝を箸代わりにするのは幼心に汚そうで嫌だなぁと思ってましたw
でもその後、売店かどこかから割り箸をもらうことができたので何とか事なきを得たという。

なんでこんな記憶だけ残ってるんだろう…w
たぶん、箸が無い、どうしよう!?っていうピンチ感と、木の枝を箸代わりにという衝撃が強く印象付いたんだと思いますw

どことなく寂しい園内と、当時の名残

話を戻します。
入り口近くにキッズ向け乗り物広場があります。
しかし今年の3月に乗り物広場は営業終了したようで、職員の人たちが片付け作業をしていました。寂しいねぇ…
一応園の南側に子供が遊べるエリアはありますが…

当時は観覧車やメリーゴーランドなどの乗り物があったようですが、もちろん現在は残っていません。しかし、所々に遊園地時代の名残があります。

おそらく当時のまま残っている野外劇場。
昔はここでヒーローショーとかやってたんでしょうね。

レトロな洋風デザインのこの建物は、開園当時に建設されたものらしいです。
当時ここから東側に広場と庭園が広がっていて、この建物はそこへ音楽を流す野外劇場の舞台として使われていたそう。

汽車が置かれていました。かつてはたくさんの人が乗ってたんだろうな。
もしかしたら自分も乗ったのかもしれない。

歴史館

園内にある歴史館の中には当時使われていた看板などが展示されていました。

右端は観覧車の扉。めっちゃ映り込んでしまった

昭和初期の遊園地。今の公園=遊園地って感じなんですね

展望台

眺めの良い展望台もありました。

目を凝らせば大阪城も見える…?
ハルカスはどこで見てもわかりやすいw
左に見える丘陵は古墳です。

歴史の丘

歴史の丘エリアには後藤又兵衛基次の碑や大坂夏の陣両軍戦死者供養塔があります。

しだれ桜はあまり咲いていなかった

石がたくさん積まれて(供えられて?)いました。理由はわかりませんが

なんか写真では閑散とした雰囲気ですが、休日と桜の時期というのもあってか、ぼちぼち人はいてました。
かつての遊園地ということで、思い出のある人が訪れたりもするんでしょうね。

 

というわけで帰宅。
園内を散策すれば何か当時の事を思い出すことがあるかなと思いましたが、やはり記憶が昔過ぎるのか特に思い出せることはありませんでした。箸の記憶はあるのにw

でも、箸の記憶を再度たどるうちに、あの時も桜の時期だったような気がしました。

記憶はほとんどないけど、当時の私は母と二人で楽しんでいたんだろうな~と思います。