やめたことと心情の変化
タイトル通り、何を辞めてどうメンタルが変化してきたのか?の話です。
自分の人生を生きるには「やめること」ってかなり大事なんだなと思いました。
SNSをやめた
たぶん、一番大きいのは半年前にX(Twitter)はじめ、テキスト系SNSを辞めたことです。
創作発表の為に使っていたアカウントを消して、アプリもアンインストールしました。
アプリをアンインストールすると、SNSへの執着もかなり薄れてきました。
それでも半年かかりましたけどねw
Xは特に炎上とか叩きとか誹謗中傷、対立煽りが蔓延している毒沼だし、見たくもないポストや広告が流れてきて無意識にも精神が蝕まれる場所なので、辞めて本当に心が軽くなりました。
ああいう所に浸かっていると、他人も自分も嫌いになっていきます。
楽しい事よりも、圧倒的にストレスの方が上回りました。
SNS上での人付き合いも、楽しい事が無いわけではなかったけど、自分にとってはやはり面倒なだけでした。
blueskyなどの他のSNSにも手を出してみましたが、Xほどではないにせよ疲れるのは変わらなかったので消しました。
自分にSNSは合わないとわかりました。
Instagramはあるけど、放置でほぼ見てませんw
ネガティブな情報を見るのをやめた
SNSを辞めてしばらく過ごすと、感情が波立つことが少なくなってきました。
そうすると、だんだんネット上のネガティブな要素に触れることがしんどくなってきました。
ネットニュース、コメント欄、匿名掲示板、愚痴スレッド、ネガ動画、まとめサイト…
気分が悪くなるのについ見てしまっていたこれらのサイトや情報。
とにかく嫌な気分になったらすぐ離れるようにしたり、サイト自体見れないようブロックするようにしました。
これらネガティブ要素を目に入れるのを避けるようにしたら、さらに心が平和になってきました。
嫌いな人間のことを考えるのをやめた
ここ最近の変化。やめたというより、無関心になったから考えなくなったという感じ。
もちろん仕事上の必要な会話はするけど、雑談は極力せず、話を振られてもそこそこに流す、って感じで接するようにできてきました。
本当にどうでもよくなるので、好き嫌いすらどうでもよくなってきました。
瞬間的にムカッと来ることはあるけど、すぐ冷静になって無視するなりその場を離れるなりします。
私は腹の立つことは執念深く根に持つタイプでしたが、それももうどうでもいいというか、感情的になるのも馬鹿馬鹿しくなりました。過去の嫌なこともあまり思い出さなくなってきました。
おかげで毎日平穏な日々です。
これも、SNSやネガ情報の摂取をやめた影響だと思います。
自分に呪いをかけるのをやめた
このブログを始めたのは実家を出て一人暮らしを始めた時でした。(もう当時の記事はありませんが)
当時は自分や自分の状況に対して「貧乏」とか「底辺」というワードをよく使っていた気がします。
たしか初期のブログタイトルも「底辺フリーター独女のブログ」みたいな感じだったと思います。
とくに深く考えず、事実だし…って感じで。
でも、ある時からそういうネガティブな言葉を自称するのはやめました。
自分に暗示というか、呪いをかけているように思えたからです。
たとえ低収入でも自分が不幸なつもりはないし、そうでなくてもネガティブワードで自傷する必要なんて無かったんですよね。
(ちなみに「低収入」や「ぼっち」のワードには自分はそこまでネガティブ要素を感じてない(ポジでもないがw)ので使ってます。ただの状態というか)
たとえば、自分の顔を「醜いおばさんだ」とか思ってると、本当に顔が歪んでくるというか、無意識に醜いおばさんオーラ放って言葉通りになってしまうと思うんですよね。
思い込みや無意識の力って大きいから。
だからといって「私は可愛い!美しい!」と思い込むのはさすがに抵抗があるので、せめて自分でネガティブな暗示は掛けないようにしようと思いました。
それに、家もあって毎日ご飯食べれて清潔に過ごせる環境、持っているものはたくさんあるわけだしね。油断するとそこも忘れてしまう。
と言っても自分は基本ネガティブ人間なので自己否定しがちだけど。
昔よりはだいぶマシになったかなと思います。
「ポンコツな所もあるけど、まあいいか~」くらいで。
別にポジティブになったわけではない
以上がやめたことですが、やめたことで別にポジティブ思考になったというわけではないし、自己肯定感が上がったというわけでもないです。
むしろいきなりポジティブに傾いたら危ないとも思ってます。反動があるだろうから。
ネガティブに引っ張られる事柄を遠ざけることで、感情の波が立ちにくくなって、ニュートラルな精神状態でいられることが多くなったという感じ。平穏。
ネガ要素を摂取していた時の弊害とやめてからの変化
SNSやネットの泥沼に浸かっていた時は「毎日うっすらイライラしている」状態で、すべての他人が「敵」という認識になってました。被害妄想が激しく、頭の中で仮想敵作って喧嘩したりw
SNSで常に怒っている人や、他人を誹謗中傷する人ってこんな精神状態なのかもしれないなと思いました。
今は他人に対しても、敵でも味方でもない「無関心」な認識になったかなぁと感じます。
昔は他人の言葉を真に受けて傷ついてきたけど、どうでもいい人の言葉なんてそれこそどうでもいいな…と思えてきたので。
他人の感情を自分の領域に入り込ませない「自己防衛の壁」を作れるようになった…かもしれない。まだあまり自信はないけど。
たぶん、これらのやめたことを再開してしまうとまた精神状態が逆戻りしてしまうと思うので、今後も極力関わらないようにしていこうと思います。
ただ、うっかり以前の感覚が戻ってきたとしても、自分を責めないようにはしたい。
分別の付いた大人は、多分ちゃんと身につけている能力なんだろうなぁこういうのは。
私はこの歳になってやっと少しわかってきたよ。
だからといって優しい人間にはなれていないと思います。まだまだ自分本位だし、自分の事で精一杯です。
もっと心の余裕が出てきたら、他人を思いやれるようになれるのだろうか。