
一人暮らしがしたいけど、収入が少ないから無理かな?
低収入でも一人暮らしってできるの?にゃん

私も低収入で一人暮らしをしているよ。
収入額や場所・環境で変わってくるだろうけど、低収入でも一人暮らしはできるし、実際にしている人もいるよ。
生活費をどれだけ抑えられるかによるね。それが苦にならないなら大丈夫じゃないかな。
低収入でも一人暮らしは可能
低収入がどの程度かにもよりますが、とりあえず社保差し引いた手取りが10万円あれば、固定費や生活費を抑えれば一人暮らしは可能です。
場合によってはもっと少なくてもできるかもしれませんが。
家賃を抑えるならある程度の利便性や設備などの妥協は必要ですし、生活に関しても、収入が少ないとお金でやれる事の自由度は当然少なくなります。
だから、自分がどこまで低収入生活を許容できるかによります。
都心で利便性最優先とか、お金のかかる趣味があるとかだと厳しいでしょう。
では実際にどうすれば10万円で生活できるか、その方法を次から説明します。
※低収入生活を推奨する記事というわけではないです。
生活費を抑えるなら固定費(家賃、通信費など)は安くすべき
まずは生活費に大きく占める家賃を低くすることが重要です。収入の三分の一という目安を考えると、手取り10万なら管理費込みで3万円台までがギリギリかと。家賃が収入に対して高いと、どこかで無理のある節約を強いられます。(そもそも借りるのが難しいかも)
家賃と利便性は比例するので、ある程度の妥協は必要になるかもしれません。駅から遠くても自転車を使うから問題ない、とか、築年数を気にしない、とかなら、選べる物件の選択肢も広がります。
2万円代からの低家賃住宅ビレッジハウスという物件もあるので参考までに。
ただ、長く付き合うかもしれない住居に妥協しまくるのもおすすめしません。それはそれで日々の生活がストレスになるかもしれないからです。
バランスを考えて、最低ここだけは譲れないという所は決めておくと良いです。
選べるなら都市ガスの物件にしましょう。プロパンガスは高いです。
そして固定費を下げるならスマホは格安SIMがおすすめです。
キャリアからも新プランが出てますが、データ通信も通話もそこまでしないならやはり格安SIMのほうが安いです。
参考までに、私の月々のスマホ費は月1,100円程度です。
(b-mobileの基本料金990円プラン利用。データ+音声ですが電話はほとんどしません。してもLINE通話)
キャリア使ってた時は6000円ほどだったのでその差は大きいです。
光熱費も抑えるに越したことは無いですが、ライフラインの過剰な節約は健康に関わるのでおすすめしません。
家計簿をつけて支出を把握すること
収入が少ないなら無駄遣いは避けないといけません。
そのためには家計簿をつけて、定期的に支出の見直しが必要です。食費や交際費、美容費などの変動費を節約するなら、何にどれだけ使っているかを記録して、無駄が無いかを把握しましょう。
家計簿をつけることで、自分にとって必要最低限の金額がわかってくるので、予算も立てやすくなります。
手取り10万円の一人暮らし内訳、どれくらいなら生活できる?
実際に10万円以下で生活している人の生活費ってどんな感じなの?というわけで、ネット上で家計簿を公開している、10万円以内で生活している人10人ほどを参考に平均値を算出してみました。男女混合、年齢は20~40代(わかる範囲)です。
家賃 | 41,000円 |
光熱費(電気水道ガス) | 8,260円 |
スマホ | 2,380円 |
ネット | 3,070円 |
食費 | 17,340円 |
日用品 | 2,430円 |
交際費 | 3,750円 |
服・化粧・美容費 | 1,280円 |
趣味・娯楽費 | 4,260円 |
その他 | 8030円 |
合計 | 91,800円 |
家賃の幅は2万円代~6万円代でした。6万円とかビックリですが、ネットやスマホ費が実質無料だったり、変動費を抑えて節約しているようでした。
スマホはほぼ全員が格安SIMを使っていますね。美容費は、男性の家計簿だと0円もあるので低めになってます。女性だともっとかかりますね。
結構、交際費が0円の人が多く…低収入にぼっちは最強かもしれません。笑
人によってどこにお金がかかってどこにかからないかは違うので参考程度にとどめてください。
この表だとちょっとギリギリですが、急な出費や貯金のために、1万円以上は余分を持たせたほうが良いでしょう。
無理をした低収入生活は心が貧しくなる
いくら生活の為といっても、色々なことを過剰に我慢してまで切り詰めるとストレスになり、非常にしんどい毎日になります。
好きなことや趣味を我慢するのもつまらないですよね。(お金のかからない趣味なら別ですが)
自分にとって無理のない生活を送るためのお金が、最低限どれだけあればいいのかを分かっておくのが重要です。そこは人によって大分違う部分なので。
きついなら転職や副業で収入を上げよう
もし低収入生活がしんどいと感じるなら、これ以上生活費を下げるより、収入を上げることを考えたほうが幸せになると思います。
収入を上げるなら、転職するか副業かになると思います。
副業ならスキルを学んでココナラなどで仕事を請け負い、収入を得るのも良いかと思います。
たとえ少しでも副収入があると安心感があるので、私も色々と手を出しています。
(あまり稼げてませんが汗)
低収入で一人暮らしはメリットもある
お金の管理能力がつく
収入が少ない中でやりくりしていると、自然と金銭管理能力がついてきます。
自分に本当に必要な(大切な)物がわかる
お金が無い故に物を買う時に熟考するので、自分に必要なものだけを買うようになります。無駄使いも減りますね。
逆に、不自由だから「必要なもの」も分かるかもしれません。それを知れるのも収穫です。
自分にとって必要で大事な物が分れば、自分の生活をより良く楽しくしていくことができます。
まとめ・低収入でも一人暮らしはできる【ストレスが無ければOK】
収入が少ないと「お金でやれる事」の自由が狭まるのは確かなので、それに苦痛を感じるならやめておいた方が良いかもしれません。収入を上げることを先に考えたほうが良いでしょう。
その不自由を工夫して楽しめるならかえって余裕かも。
低収入暮らしの人の家計簿を見てみると色々参考になりますよ。YouTube等で「一人暮らし+家計簿+低収入」などで検索するとたくさん出くるので見てみてください。
低収入でも一人暮らしは可能。あとは自分の感覚や気持ち次第ということですね。
もう一度言いますが、低収入生活を推奨する記事ではありません。ただ可能というだけです。
自分にとってのバランスを考えてくださいね。
低収入生活に不安を感じる人に読んで欲しい本
最後におすすめの本を紹介します。
「20代で隠居」「年収90方で東京ハッピーライフ」の著者・大原扁理さん、この方がまさに低収入でも工夫してハッピーに暮らしている人で、タイトル通り年収90方で東京の郊外で一人暮らしをしていた様子が書かれています。(現在は台湾で低収入暮らしをしているようです)
収入は少なく生活費は7万円代。でもすごく楽しそうなんですよね。「毎日をちゃんと生きる」ってこういうことなんだなと思わせます。
週休5日の隠居生活という、ちょっと変わったライフスタイルをされています。そうそう真似のできる事ではないけど、この方の人生観とか考え方、お金への向き合い方とか、低収入でもそうでない人にもとても参考になるので是非読んでみてください。